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川や池の生き物を探そう
●水辺の生き物観察
小川や池などで、生き物を探してみましょう。まずは、足を踏み入れる前に、水辺をよく観察します。泥の上には貝がはった跡や動物の足跡が、水の中には魚などが見つかるかもしれません。
その後、目の細かい網で、水底をすくってみましょう。水の底の泥や落葉ごとすくい、水の中でふるうと、ヤゴなどが出てきます。「自分が生き物だったら、敵に食べられないように、こんなところに隠れるかな」と思う場所を覗いてみてください。川岸の草の下、石や落葉の裏…。生き物の気持ちになると、いろいろなものが見えてきます。
捕まえたものを水槽などに入れて観察した後は、もともといた場所に戻してあげてくださいね。
●水辺での注意
谷戸の水辺の環境はとても繊細です。たくさんの人が立ち入ると、土を踏み固め、水がしみ込みにくくなって、水辺の乾燥化が進んでしまうおそれがあるのです。また、湿地帯の土の中にはホタルの幼虫などがおり、その上を歩くと、無意識に踏みつぶしてしまう可能性もあります。
環境を荒らしてしまわないよう、水辺の観察は、公園などの観察の許されたところで行い、道から外れないようにしましょう。鎌倉市緑のレンジャー(ジュニア)や、鎌倉環境会議などの活動(「参加しよう!」のページでご紹介しています)に参加すれば、生き物を守る力になるための生きもの調べ(写真左上)を体験することもできます。
また、水辺では滑って転んだりしないよう、十分気をつけましょう。こうしたことに注意すれば、ヤゴやオタマジャクシなど、楽しい生き物との出会いがたくさんある、とても楽しいところです。ぜひ、生き探しをしてみてくださいね!
サワガニ スジエビ
モクズガニ モンカゲロウ
マルタニシ マシジミ
泥をはうカワニナ オニヤンマのヤゴ
●A4判PDF資料
〜水辺を訪れるときの参考に
各項目をクリックしてみてくださいね!→「鎌倉の川」 「水辺の生きものに会いに行こう!」 「川の源流で生きもの探し」