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ササ船
●ササ
ササは、七夕のときに飾りつけに使われるので、皆さんもよくご存知でしょう。タケに似ていますが、大きくなっても皮が棹の周りについたままなのがササの特徴です。鎌倉で多く見られるのは、アズマネザサという種類です。近年、森の手入れがされなくなってきて、ササやぶも多くなっています。
ササやぶにはウグイスが巣をつくり、ウグイスの巣にはホトトギスが託卵してヒナを育ててもらうという、生き物同士のつながりが見られます。ササやぶの周りでウグイスや「特許許可局」と聞こえるホトトギスの声がしたら、そこで繰り広げられている命の物語に、思いを馳せてみてくださいね。
●ササ舟を作ろう
ササ舟を作って川に流してみましょう。水辺にササが見当たらなくても、アシのように葉脈が互いに平行して走っている植物があれば、舟を作れます。ここでは見やすいように大きなアシの葉を使って、作り方をご紹介します。
@葉を1枚取ります
A片側を3分の1ほど折り返します
Bその端に切れ込みを入れます
C隣にもう1つ
切れ込みを入れます
D2つの切れ込み同士を組み合わせます
E反対側も同じように
組んで完成