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ひっつき虫
●「ひっつき虫」
草むらなどを歩いたとき、気づいたら服にたくさんの草の実がくっついていた…ということはありませんか? これは、実についたカギやネバネバで、動物や人にくっついて遠くに運んでもらい、分布場所を広げようとする植物たちの戦略です。こうした実は、「ひっつき虫」の愛称で親しまれています。特にこうした植物は、人や動物が多く行き来する道端などで見られます。
「ひっつき虫」以外にも、いろいろな種や実の広がり方があります。タンポポのように綿毛で遠くへ飛んでいくもの、ドングリのようにコロコロ転がるもの、サクラのように果肉ごと鳥や動物に食べてもらって運ぶもの、カタバミのように種をはじき飛ばすもの…。より多くの子孫を、良い条件の場所に運ぶための植物の工夫は、実にさまざま。
秋、植物の種や実を見つけたら、どんな風に運ばれるものなのかな?と考えてみてくださいね。
●いろいろなひっつき虫
アメリカセンダングサ
イノコズチ
オオオナモミ
ヌスビトハギ
●「ひっつき虫」の勲章とダーツ
「ひっつき虫」を服に並べて
模様をつくったり、的に当てて
ダーツのように遊んでみましょう!
これはつけすぎ…?